TSUKUMOのおすすめカスタマイズを紹介!PCパーツ選びや構成を解説
初めてBTO PCを購入するには少し難しいPCパーツのカスタマイズをわかりやすく紹介します。
TSUKUMO(ツクモ)でパソコンを購入する際の「コスパの高いグラボは?」「メモリやHDDの容量は?」「SSDは必要?」「マウス、キーボード、モニタは?」などPCパーツに関して初心者にもわかるように解説していきます。
目次
TSUKUMO BTO PC カスタマイズ
特に希望するメーカーやパーツがない方はカスタマイズせずに購入しても問題ありません。自分の用途に合わせて、PCスペックをカスタマイズすることで、パソコン価格やスペックを最適な構成にすることができます。
TSUKUMOでは、製品ページに設置されている「カスタマイズ・お見積り」というボタンをクリックすることでPCカスタマイズの項目が表示されます。

今回は、TSUKUMOの人気シリーズのゲーミングPC「G-GEAR無印シリーズ」を例に、ゲーム用としてのおすすめスペックを紹介していきます。
他のモデルでもカスタマイズ項目はほとんど同じですので、参考にしてみてください。特に解説していないパーツはデフォルトで全く問題ありません。
カスタマイズ:ソフトウェア
OS
- Windows 11 Pro 64bit版 (ディスク付属)
- Windows 11 Home 64bit版 (ディスク付属、セットアップにはMicrosoftアカウントが必要です)
- Windows 10 Pro 64bit版 (ディスク付属)
- Windows 10 Home 64bit版 (ディスク付属
パソコンのシステムソフトウェアとなります。2022年11月時点ではWindows10の方がゲームが安定します。Windows11は不具合が多いですが、徐々に改善されています。
「Home」と「Pro」のバージョンはどちらを選んでもゲームの快適さに影響するわけではありません。「Pro」にはPC上級者向けの機能が搭載されているので、その機能を使いたい方が選ぶOSです。
マイクロソフトOffice製品
- 【PIPC版】Microsoft Office Professional 2021 (Word/Excel/Outlook/PowerPoint/Access/Publisher)
- 【PIPC版】Microsoft Office Home and Business 2021 (Word/Excel/Outlook/PowerPoint)
- 【PIPC版】Microsoft Office Personal 2021 (Word/Excel/Outlook)
- Microsoft Officeなし
パソコン本体と同時に購入するプリインストール版(PIPC)は、後から別に購入するオフィスより1万円程度安くなります。なので、オフィスを購入予定ならば、同時に購入したほうがいいと思います。
カスタマイズ:基本パーツ
プロセッサー(CPU)
- Intel Core i5-XXXXX
- Intel Core i7-XXXXX
- Intel Core i9-XXXXX
CPUは初心者が交換するのは難しいパーツですので、後悔しない選択をしましょう。
4年以上戦えるパソコンにするために、「i7-12700」以上を選択をおすすめします。
「K」が付いているモデルを選ぶと若干性能は上がりますが価格も高くなります。「K」付きを選んでも、ゲーム用途として使う際にはあまり大差はありません。 「F」が付いているモデルを選ぶと若干価格が下がります。「F」付きは、内蔵グラフィックが非搭載のモデルです。なので、グラボがないと映像を出力することができませんが、ゲーミングPCにはグラボが搭載されているのでその点は問題ありません。少しでも価格を抑えたい方は選ぶといいでしょう。将来、グラボなしのサブPCとして使う可能性があるかもしれない方はご注意ください。CPUクーラー
- 【120mm PWM Fan x2 】 Noctua製CPUクーラー(NH-U12A)
- 【120mm PWM Fan】DeepCool製 高冷却CPUクーラー(R-AK500-BKNNMT-G / 静音FAN)
- 【120mm PWM LED Fan】G-GEARオリジナル ヒートパイプ式CPUクーラー (BOREAS M1-612カスタム)
- 【120mm PWM Fan】CoolerMaster製ヒートパイプ式CPUクーラー (RR-2V2E-18PK-R2 / 静音FAN)
TSUKUMOので選択できるCPUクーラーはどれも評価の高いモデルですので、価格で選んでも問題ありません。
動作音を重視したい方は「静音FAN」と記載されているモデルを、光らせたい方は「【120mm PWM LED Fan】」と記載されているモデルを選ぶのも悪くありません。
CPUグリス
- 高性能熱伝導グリス (熱伝導率: 16W/m・K / ダイヤモンドグリス JP-DX1 / 塗布済)
- 高性能熱伝導グリス (熱伝導率: 12.5W/m・K / Thermal Grizzly Kryonaut / 塗布済)
CPUグリスはCPUとCPUファンとの間に塗るゼリー状のものです。熱伝導率が高いグリスほど、CPUクーラーに効率良く熱が伝わりますので、CPUの温度に影響します。高品質なCPUグリスを使用することでPCの寿命が延びます。
PCの寿命を少しでも延ばしたいのであれば、どちらか選ぶことをおすすめします。
メモリ
- 128GB (32GB x4枚) DDR4-3200 メジャーチップ採用
- 64GB (32GB x2枚) DDR4-3200 メジャーチップ採用
- 32GB (16GB x2枚) DDR4-3200 メジャーチップ採用
- 16GB (8GB x2枚) DDR4-3200 メジャーチップ採用
デフォルトが16GBになっているモデルの場合、そのままで問題ありません。最新3Dゲームの推奨スペックは、メモリ16GBが推奨スペックとなりつつあります。
ですが、一部ゲームタイトルはメモリ16GBだとカクつく場合があります。ゲームが最適化されていない早期アクセスゲームやベータ版などをプレイする方はメモリ32GBがいいかもしれません。
「メジャーチップ採用」と記載されているモデルを選びましょう。
グラフィック機能 (グラボ)
- NVIDIA GeForce RTX 3080 / 10GB / LHR (HDMI 、DisplayPort x3 / ※3スロット占有)
- NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti / 8GB (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce RTX 3070 / 8GB / LHR (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti / 8GB / LHR (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce RTX 3060 / 12GB / LHR (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce RTX 3050 / 8GB (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti / 6GB (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER / 6GB (HDMI 、DisplayPort x3)
- NVIDIA GeForce GTX 1650 / 4GB(DVI-D 、HDMI 、DisplayPort)
ゲームをよくプレイするなら「RTX 3060」以上をおすすめします。コスパが高い「RTX 3060 Ti」もおすすめです。
予算に余裕のあるPCゲーマーは「RTX 3070」「RTX 3070 Ti」を搭載している人が多いです。ゲーム配信者は「RTX 3080」以上を搭載しています。
SSD
- Crucial …
- Intel …
- WD …
- CFD …
- Samsung …
OSをインストールするメインストレージを選択します。SSDを搭載し、SSDにOSをインストールしていると、PCの起動が高速になります。SSDにゲームをインストールすると、ロード速度が高速になります。
SSDはメーカーと容量、予算を基準にお選びください。メーカーは上記5種、容量は500GB以上の搭載をおすすめします。余裕があるなら1TB以上を搭載してみてはいかがでしょうか。
追加ストレージ1 (SSD/HDD)
- 【SSD】4TB (WD BLUE 3D NAND SSD / SATA 6Gbps)
- 【SSD】2TB (WD BLUE 3D NAND SSD / SATA 6Gbps)
- 【SSD】1TB (WD BLUE SA510 SSD / SATA 6Gbps)
- 【HDD】8TB SATA6Gbps対応 (Seagate製 BarraCuda 3.5)
- 【HDD】4TB SATA6Gbps対応 (Western Digital製 WD Blue)
- 【HDD】2TB SATA6Gbps対応 (Seagate製 / 7200回転)
- 【HDD】2TB SATA6Gbps対応 (Western Digital製 WD Blue)
- 【HDD】1TB SATA6Gbps対応(東芝製 DT01ABA100V)
メインストレージにSSD 1TB以下を選択した方は容量が少ないため、同時にHDDも搭載するのが一般的です。メーカーは東芝かWestern Digital(WD)がおすすめです。
HDDの容量は最低2TB。実況プレイ動画などを保存する方は3TB以上を搭載しておきましょう。
光学ドライブ
- 書込み・BDXL対応 ブルーレイ (パイオニア製 BDR209XJBK / 書込・再生ソフト付 / SATA接続)
- 書込み・BDXL対応 ブルーレイ (HLDS製 BH16NS58 / 書込・再生ソフト付 / SATA接続)
- DL対応 DVDスーパーマルチ(ASUS製 / 書込ソフト付 / SATA接続 )
DVDドライブを搭載しておけば基本問題ないと思います。レンタルしたBDをPCで視聴したい場合はブルーレイドライブを選択しましょう。
電源ユニット
- 【80PLUS TITANIUM認証】 G-GEAR電源 CST1250TGP (定格1250W)
- 【80PLUS GOLD認証】 G-GEAR電源 CSE850SGGP (定格850W)
- 【80PLUS GOLD認証】 Thermaltake PS-TPG-0850FPCGJP-R (定格850W)
- 【80PLUS GOLD認証】 Seasonic製 FOCUSシリーズ (定格750W)
- 【80PLUS GOLD認証】 CWT製 GPS750S-T (定格750W)
一般的にメーカーは「Corsair」「Seasonic」「ANTEC」「オウルテック」「CWT」が安定とされており、人気があります。電源容量はグラボに合わせて選択するといいでしょう。
GTX1650,1660系を搭載する場合、550W~650Wを選択、RTX3060系,3070系を搭載する場合、750W~850Wを選択、RTX3080系を搭載する場合、850W~1000Wを選択、RTX3090系を搭載する場合、1000W以上を選択しましょう。
電源ユニットには電力変換効率の性能を示すランク「BRONZE < SILVER < GOLD < PLATINUM < TITANIUM」があります。BRONZEが一番ランクが低く、TITANIUMが一番ランクが高いです。ランクが高ければ電源ユニットが壊れにくくなりますが、価格も上がります。GOLDランクが、性能と価格のバランスが良いです。
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