ゲーミングPCでできること！購入を悩む人に基本知識～買い方まで

ゲーミングPCを購入するか悩んでいる方への記事です。

ゲーミングPCの基本知識・できること・買い方をまとめています。趣味にお金を使うことで、日常が楽しくなるかもしれません。

ゲーミングPCの基本知識

ゲーミングPCとは

ゲーミングPCとは、ゲームを動作させるために高性能なPCパーツを搭載したパソコンのことです。ゲーム以外の用途でも使用できます。

PCゲームは負荷のかかる処理のため、PCに搭載されるパーツの中でも「CPU」「メモリ」「グラフィックボード(通称グラボ)」が重要になってきます。これらのパーツの性能が低いと、PCゲームはまともにプレイできません。

大手メーカーが発売している綺麗なグラフィックの3Dゲームをプレイするには、高性能なパソコンが必要となります。

ゲーミングPCはグラボが最重要

「CPU」「メモリ」はある程度性能が高ければ、PCゲームをプレイするには問題ありません。ゲームをするためにゲーミングPCを購入する場合は「グラボ」の性能が一番重要となります。

「グラボ」の性能によって、画質・遅延・プレイの快適さが大きく異なります。とりあえずPCゲームが動けばいいという人は、性能が低くても問題ありませんが、高画質で快適にプレイしたいという人は高性能な「グラボ」を搭載する必要があります。

ゲーミングPCの価格

ゲーミングPCは、エントリーモデル・価格重視モデル・コスパ重視モデル・性能重視モデルといった非常に多くのモデルが発売されています。価格や性能はピンキリです。

エントリーモデルは、ゲーミングPCを初めて購入する人やとりあえずPCゲームが動けばいいという人に人気があります。PCスペックはそんなに高くありませんが、約12万円～約15万円ぐらいの価格で購入することができます。PC性能が低いため、一部のPCゲームはプレイできない可能性があります。

価格重視モデルは、様々なPCゲームを遊びたいけど価格も重視したいという人に人気があります。約15万円～約20万円ぐらいの価格で購入することができ、様々なPCゲームを低画質～中画質で快適にプレイできます。

コスパ重視モデルは、性能と価格の両方が重要と考える人や人気ゲーミングPCが欲しい人に人気があります。様々なPCゲームを中画質～高画質で快適にプレイすることができ、約20万円～約30万円ぐらいの価格で購入することができます。ゲーミングPCとしては一番売れている価格帯です。

性能重視モデルといっても幅が広いです。価格は約30万円～約60万円ぐらいです。最高画質で超快適にプレイすることができます。

ゲーミングPCでできること

8万作品以上のゲームを高クオリティで遊べる

ゲーミングPCを所有していれば、この世に存在するほぼ全てのゲームをプレイできます。PCゲームは8万作品以上も存在するため、自分好みのゲームは必ずどこかにあることでしょう。ちなみに、PS5/Switchゲームは1万作品以下です。

また、最近のゲームはPC/PS5/PS4/Switch/Xboxでプレイすることができますが、PC以外はどれも性能が機種ごとに固定です。なので、映像の品質もプレイの快適さも各機種同じです。

ですが、PCは人によって性能が違います。高スペックのPCを用意すれば、家庭用ゲーム機よりもはるかに超える高画質で超快適にプレイすることができます。

以下はMicrosoft(マインクラフト)の画質比較です。

PCのスペックにもよりますが、PS5/Switchの場合と比較すると以下のような違いとなります。PCゲームは遊べるゲームタイトル数が圧倒しています。

快適さ(フレームレート)の数値が高いと、ヌルヌルサクサクの映像でゲームがプレイできます。ただ、60fpsを超える映像を表示するにはゲーミングモニターが必要です。

PCゲームの場合、PC環境にお金を投資すればするほど、ゲームプレイの快適さが向上していきます。50万円するパソコンもあれば、20万円するゲーミングモニターだってあります。

様々なインディーゲームが遊べる

最近は様々な機種でゲームが発売されていますが、ゲーム自体はPCの開発ソフトで開発されています。PCで開発されているため、他機種よりも簡単にPC版が発売できるということです。また、家庭用ゲーム機向けに発売するには審査が必要ですが、PC向けゲームには審査が不要です。

このような理由から、小規模な団体で開発されるインディーゲームは、最初にPC向けに発売することがほとんどです。そのため、ゲーミングPCを持っておくと、PS5/PS4/Switchなどで発売されていないゲームが遊べるということになります。

クオリティやボリュームを重視する大手メーカーとは違い、インディーゲームはアイデア重視です。3000円以下で販売される小規模なタイトルが多く、大手メーカーにはない新たな体験が味わえるゲームがたくさんあります。

また、ゲーミングPCを持っておけば話題のゲームをいち早くプレイすることもできます。

• 過去に話題になったバトルロイヤルゲーム「PUBG」は2017年3月にPCで発売されましたが、PS4で発売されたのは2018年12月です。PCユーザーの大ブームが落ち着いた頃にPS4で発売されたのです。
• 「Minecraft」はPCで2009年5月発売、PS3では2014年6月発売です。「ARK: Survival Evolved」はPCで2015年6月発売、PS4で2017年10月発売です。
• 「Escape from Tarkov(タルコフ)」は2017年7月からクローズドベータが実施されています。FPS好きの中では話題になっていますが、今のところPC以外での発売は予定されていません。

PCでしかプレイできないタイトルも多く、家庭用ゲーム機で発売されたとしても長期間待たなければなりません。

没入感の高いVRゲームがプレイできる

ゲーミングPCでVRゲームをプレイすると、PC性能が高いため、没入感の高いVRゲームをプレイできます。家庭用ゲーム機のような規制もないため、過激なコンテンツも多数存在します。

VRゲームでは現実で手間のかかることや困難なことでも簡単に体験できます。シューティング、テーマパーク、スポーツ、コミュニケーション、旅行、観光、ペット交流などができます。現実とは違う別人となって、ライブイベントをしたり、ファッションショーをしたりも可能です。

より、お金をかければ足の動きもVR世界に反映させることができます。

PCでしか遊べない人気ゲームが遊べる

• Starfield：
  次世代型RPGとして開発された超大規模ゲーム。宇宙が舞台となっており、プレイヤーは1000以上の惑星を探検可能。
• VALORANT：
  基本無料FPSゲーム。eスポーツタイトルとして盛り上がっており、ハイレベルの対戦が繰り広げられている。
• RimWorld：
  2Dシミュレーションゲームの超人気作。未知の惑星に不時着して脱出を目指す。
• Escape from Tarkov：
  サバイバルアクションFPSゲーム。グラフィック、武器システム、体力システムなどが他ゲームよりリアル。
• Kenshi：
  自由なアクションステラテジーRPG。商人、盗賊、反乱分子、軍のリーダー、冒険家、農民、奴隷など様々な行き方ができる。プレイヤー次第。
• Minecraft（Java）：
  Java版にはMODを導入して機能を拡張可能。MODを導入した世界でマルチプレイすることもできる。
• Microsoft Flight Simulator：
  超リアルなフライトシミュレーションゲーム。世界中の空港や地形が高度なグラフィックスと技術で再現。
• Project Zomboid：
  2Dのソンビサバイバルシミュレーション。他のゾンビゲームよりリアルなサバイバル体験。
• VRChat：
  メタバースSNS。美少女や美男子としてVR世界で暮らせる。
• League of Legends：
  海外で人気のある基本無料MOBA（マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ）
• 多くのVRゲーム

MODを導入して遊びを拡張できる

家庭用ゲームでなく、PCを選ぶ大きな魅力として「MOD」というものがあります。MODは、オリジナルのゲームの体験を拡張したり、変更するために使用されます。

MODは無料でダウンロードでき、主にシングルプレイ用ゲーム向けに開発されています。Minecraft、Fallout 4、Skyrim、Cities: Skylines、GTA5、Terrariaなど大手タイトルもMODに対応しています。

例えば以下のようなMODがあります。

• グラフィックの向上: より高解像度のテクスチャやリアルなライティングエフェクトの追加
• 新しいコンテンツの追加: 新しいマップ、キャラクター、ミッション、ストーリーライン、アイテム、敵、ボスなどの追加
• ゲームプレイの変更: 新しいコンテンツの追加や既存のゲームプレイのバランス変更
• UIや操作性の改善: より使いやすいインターフェースやカスタムの操作設定の実装
• 新しいNPCや敵の追加: 新しいNPCや敵を追加
• 軽量化: 動作の重いゲームを低スペックPCでも遊べるように軽くする
• 日本語化: 日本語に対応していないゲームを日本語でプレイできます
• バグの修正: ゲームの公式アップデートやパッチが提供されていない場合、MODでバグや問題の修正を行わていることがあります

ゲームプレイが楽しくなる

家庭用ゲームでしかゲームをしてこなかった人も、ゲーミングPCを購入すればゲームがもっと楽しくなることでしょう。例えば以下のようにゲームをプレイできます。

• マウスでFPSゲームができる。FPSゲームに関しては、コントローラーよりも直感的に操作できるマウスを使った方が何倍も楽しくなる。
• ウルトラワイドモニターや複数のモニターでゲームをプレイすることができる。
• 144Hz～360Hzのモニターでゲームをプレイすることができる。
• PCゲームの設定では家庭用ゲーム機よりも多くの設定項目が用意されている（キー変更、視野角調整など）。
• 知り合いとボイスチャットを繋げながらゲームするのが楽。
• Apex Legendsのようなゲームでカジュアルな大会に参加できる。

ゲーム実況ができる

ゲーミングPCがあれば、PCゲームをYouTubeなどでゲーム配信・実況することができます。ゲームキャプチャーというデバイスがあれば、PS5/PS4/Switch/Xboxのゲーム配信・実況することもできます。

ゲーム配信・実況をすることで、新たな誰かと繋がることができ、ゲームライフが楽しくなるかもしれません。ゲームをする意味も出てきます。

関連記事
ゲーム実況・配信におすすめのゲーミングPC/マイク/キャプボなど 必要なもの・機材まとめ

スマホよりも圧倒的に効率よく使える

パソコンはマルチタスクができます。動画を見ながらネットサーフィンしたり、複数人のライブ配信を同時に視聴したり、複数のWEBサイトを開いて調べ物したりなど、効率よくPC作業ができます。

フリマ出品や売上管理も簡単ですし、YouTube/Amazonプライム/Netflix/Huluなどの動画を大画面で視聴することもできます。

動画・画像の管理も楽なので、SNS投稿も楽です。動画・画像などのファイルはフォルダ分けできたり、フォルダをお気に入り登録したり、ショートカット作成したり、目的のファイルまで簡単にアクセスできます。

動画・画像のSNS投稿する時はマウスをクリックしてブラウザに移動させるだけで、投稿できます。添付ボタンを押して見づらいファイラーから目的の動画・画像を探すことはしなくていいです。

大画面でスマホゲームがプレイできる

DMMゲームでは、PCモニターの大画面でスマホゲームをプレイすることができます。PCでスマホゲームをプレイすれば、ゲーム画面とブラウザを同時に起動して、ネット・動画を閲覧しながらゲームをすることもできます。

「プリンセスコネクト！Re:Dive」「ウマ娘 プリティーダービー」「メメントモリ」「ドルフィンウェーブ」などがDMMゲームでプレイ可能です。

仕事・テレワーク用としても使える

パソコンを持っておけば、仕事で必要になったときも助かります。

ワード・エクセル・パワーポイント・ビデオ通話・メール管理・ファイル管理・ネット検索などの作業を効率よく行えます。音楽を聞きながら作業したり、動画を見ながら作業することもできます。

クリエイティブ作業ができる

ゲーミングPCは高性能なパソコンなので、クリエイティブコンテンツを作成することもできます。音楽・動画・イラスト・漫画・プログラミングなどの作業も効率よく行えます。

これらの知識・スキルを身につけておけば、将来役に立つことがあるかもしれませんし、これらの知識・スキルでお金を稼ぐこともできます。

デジタルコンテンツを販売できる

電子書籍・イラスト・漫画・音楽・3Dモデル・ゲーム・アプリ・写真といったデジタルコンテンツなら個人でもネット上で販売できます。

評価されればネット上で有名になることもできます。スキルがあれば自分の夢だって叶えられるかもしれません。

副業ができる

パソコンがあればお金も稼ぐことができます。少しでも多くのお金を稼げれば将来のためにもなり、本業の収入が減った時にも役に立ちます。

パソコンを使った副業はたくさんあります。文字入力、データ収集、サイト更新代行、翻訳作業、動画編集、イラスト作成などなど。スキルがあればお金を稼ぎやすくなります。

関連記事
ノートPCで在宅でお金を稼ぐ！おすすめ副業サイトや方法、月10万円を稼ぐために

スマホのバックアップが取れる

パソコンがあれば、iOS/Androidデバイスのバックアップも簡単に取れます。最新のバックアップデータだけでなく、複数のデータを残しておくこともできます。

万が一に備えて大事なデータを守るには、定期的なバックアップが必要です。

その他

• 映画が大画面＆高音質スピーカーで視聴できる。
• 写真やビデオを編集して、思い出として残しておける。
• エクセル(表計算ソフト)が使える。ゲーム関連のデータや日常・健康などのデータを記録して集計可能。データを扱う人はエクセルが大好き。

ゲーミングPCを購入する方法

ゲーミングPCはネット通販サイトで購入

ゲーミングPCはネットショップを利用するのが主流です。ネットでは、BTOパソコンとして販売しているショップがほとんどです。

BTOパソコンとは、ユーザーの注文後に販売店が組み立てる形式で販売されるパソコンのことです。BTOは”Build To Order (ビルド・トゥ・オーダー)”の略で「受注生産」を意味します。

パソコンは、CPU・メモリ・HDDなど複数のPCパーツから構成されており、使用用途によって最適なパーツが変わってきます。

BTOパソコンでは自分にあったPCパーツでカスタマイズして注文することができ、そのパーツを組み立てた状態で出荷してくれるのです。 PCパーツでカスタマイズすることで、予算を抑えることもできますし、性能を上げることもできます。

ゲーミングPCを販売する人気ショップ

ゲーミングPCを購入する流れ

1. 欲しいパソコンのページを開く
2. [ご購入手続き][カスタマイズ]などのボタンを押す(文言はサイトによって異なる)。
3. 搭載するPCパーツを選択する。特にこだわりがなければデフォルトで問題なし。
4. 住所や支払情報を入力する。
5. 翌日～10日ぐらいで発送される(サイトによって納期は異なる)。

ゲーミングPCのよくある質問

フルHD（1080p）とは

フルHD（1080p）は、ディスプレイの解像度です。横1920ピクセル、縦1080ピクセルで構成されており、これは一般的なテレビと同じ解像度となっています。

ほとんどの人はフルHDモニターを使用しているため、こだわりのない場合はフルHDモニターで十分です。フルHDよりも高い解像度でプレイするには、より高性能なゲーミングPCが必要になります。

購入後にPC性能は上げることができる？

デスクトップPCの場合は可能です。メモリ・グラボ・SSD/HDDは初心者でも簡単に交換することができます。プラモデル感覚でパーツを抜いて、新パーツを差してPC起動後に初期設定をするだけです。

例えば、メモリ16GBから32GBにする場合は約5000円で容量を追加することができます。空きスロットにメモリを挿すだけです。

キーボードやマウスは同梱されている？

最近はコストカットのため、基本的にキーボード・マウスは同梱されていないのが基本です。デスクトップ型はモニターも自分で準備する必要があります。

これらのPC周辺機器は自分で別途購入する必要があります。不安な方はセット商品をおすすめします。

PCゲームのプレイに必要なもの

• ゲーミングPC本体
• モニター（ディスプレイ）
• キーボード
• マウス
• マウスパッド
• スピーカー・イヤホン・ヘッドセット

厳選！おすすめゲーミングPC

• 性能の高い順に紹介
• デスクトップPC→セット商品の順

紹介するおすすめパソコン一覧

おすすめパソコンは信頼度の高いマウスコンピューターの製品を紹介しています。

他のパソコンショップは送料が有料、保証1年、問い合わせ対応平日のみですが、マウスコンピューターは送料無料、保証3年、問い合わせ対応24時間365日のため、初心者から上級者まで幅広い方に人気があります。

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ゲーミングPC入門機に！お得なセット商品

おすすめゲーミングPCパソコン一覧まとめ

ゲーミングPCを1台持っておけば世界が広がります。8万作品以上のPCゲームを遊べるだけではなく、MODを導入してゲームを拡張することもできます。

最後に

スペックが高くなくてもいいのでゲーミングPCを1台持っておけば世界が広がります。少しでも欲しいと思っているのならば、購入することをおすすめします。

同じゲームタイトルでも最高の体験を味わえるのがゲーミングPCです。現実に近い綺麗なグラフィック、イライラしない素早い処理速度、マウスによる快適な操作性など。

ゲームを愛しているならゲーミングPCは手放せません。プレイヤーの要求を満たし、熱中度を高めるのにゲーミングPCは最適な選択肢と言えます。