メタバースSNS「VRChat」できること!おすすめゲーミングPC・推奨スペック・Steam対応VRヘッドセット他
Steam版「VRChat」を始める方に向けた情報まとめ。
ゲームでできること、プレイに必要なもの、公式スペック情報、おすすめゲーミングPCといった内容を掲載しています。イライラせずに快適にプレイできるパソコンを選びましょう。
目次
「VRChat」とは
基本情報
VRChat(ヴィーアールチャット)は、バーチャルリアルティ空間で世界中のユーザーとコミュニケーションを取れる「ソーシャルVR」です。メタバースを体験できる人気ソフト(ゲーム)です。
プレイヤーは自分の好きなアバターを着用し、バーチャルな空間で生活することができます。他ユーザーとボイスチャットやテキストチャットで会話したり、スポーツしたり、アクティビティしたり、観光したり、ゲームしたりと、いろいろな楽しみ方があります。
VRChatの対応機種はPC, Meta Quest 2です。あと、サブスク限定でAndroidにも対応しています。iPhone版も開発中ですが、配信はまだまだ先だそうです。
PCで利用する場合でも、VRヘッドセットは必須ではありません。推奨スペックを満たしたゲーミングPCがあれば「デスクトップモード」でプレイできます。VRヘッドセットを使うと「VRモード」でプレイできます。
VRChat本体の価格は無料。課金要素としてサブスク「VRChat Plus」があります。


プレイに必要なもの
- VRChatアカウント(無料)
- インターネット環境
- ゲーミングPC
- マウス
- キーボード
- 音声デバイス(スピーカー・イヤホン・ヘッドセット)
- VRヘッドセット(必須ではない)
「VRChat」にはいろんなワールドがある
VRChatの空間は「ワールド」というエリアで別れています。「ワールド」に参加することで、他のプレイヤーと交流したり、ワールドを探索したりできます。
VRChatのワールドは、個人から企業・自治体まで様々な方が制作したワールドがあります。公開されているワールドは全部で15万作品以上あるため、こんなVR体験をしてみたいと思ったものは大体あります。
ただ、ワールドはどれも無料で公開されているため、他の有料VRゲームほどのボリュームはありません。
- リラックスできる風景でのんびりできるワールド
- 現実世界の街を再現したワールド
- 多言語交流ができるワールド
- 絵が描けるワールド
- エフェクトでVR世界を楽しめるワールド
- ソードアート・オンラインの世界観が再現されており、敵を剣で斬れるワールド
- バッティングセンターが楽しめるワールド
- スポーツが楽しめるワールド
- カラオケが楽しめるワールド
- ダンスが楽しめるワールド
- 音楽ゲームが楽しめるワールド
- 脱出ゲームが楽しめるワールド
- アドベンチャーゲームが楽しめるワールド
- ボードゲームが楽しめるワールド
- ホラーゲームが楽しめるワールド



「VRChat」できること
VRChatの魅力は実際にプレイしてみないとわかりません。プレイしたことがない人には何ができるのかわかりづらく、何が楽しいのかもわからないと思います。
気軽に他の人と声で話せる
マイクを通して声で会話をする人が集まりやすいワールドが存在します。また、英語圏の人と話せるワールド、日本語のみのワールドもあります。
他の人が話している会話を近くで聞き、会話に入れそうな内容になった時に話しけるといったことが可能なため、気軽に会話に参加できます。
無言で楽しめる
VRChatにはテキストチャットが可能なため、声を使わずに楽しむことが可能です。無言勢が集まりやすいワールドも存在します。
テキストチャットだけでなく、ワールドに設置されているペンで文字や絵を書いて交流したり、アバターの表情を変えて感情を伝えたり、アバターのエモートで手を振ったりできます。
VRヘッドセットを使用すれば、手を動かせるためボディランゲージも可能です。
友達が増える
VRChatではいろんな言語の人と気軽に触れ合えるため、友達が作りやすいです。かわいい・かっこいいアバターを使えば、より簡単に友達を作れます。
友達と一緒にワールドを回ったり、VRChatから飛び出して一緒にオンラインゲームをしたりしている人も居ます。
絵・ダンス・歌を他の人に披露できる
ペンが設置されているワールドで絵を描けます。絵を描くためだけのワールドもあります。
ダンスを練習できるワールドがあります。ただ、ダンスは手足を動かすため、VRヘッドセットと足のトラッキングデバイスが必要です。
歌はカラオケワールドで披露できます。ストリートミュージシャンみたいに、街再現ワールドで歌を披露している人もいます。
美少女・美男子になれる
VRChatのアバターは無料と有料があります。無料のもの種類が少なく、表情やエモートの種類が少ないです。
有料は3000円~1万円で多く販売されています。かわいい見た目、かっこいい見た目、豊富な表情、アバター用ギミックが用意されていたりします。
アバターに合わせてVRChatで振る舞えば、美少女・美男子になれるということです。最近は高性能なボイスチェンジャーも存在するため、声も美少女・美男子になれます。
VRChatのアバターは自分で改変(カスタマイズ)できます。アクセサリーを追加したり、服を着せ替えたり、エモートを追加したり、ギミックを追加したりが可能です。ただ、改変は知識と時間が必要です。
脱出ゲーム・ホラーゲーム・アドベンチャーゲームを楽しめる
VRChatではいろんな小規模のゲームがありますが、中でも脱出ゲーム・ホラーゲーム・アドベンチャーゲームのワールドは多いです。
脱出ゲームは謎を解いて数分から数時間でクリアできます。ホラーゲームはお化け屋敷や肝試しのようなワールドが多いです。アドベンチャーゲームや変化する景色やエフェクトを楽しめるワールドがあります。
「VRChat」のプレイに必要なPCスペック
必要最低スペック
以下は公式が公開している最低スペック情報です。最低スペックではカクつく場面も多々発生するため、このスペックはおすすめしません。
OS | Windows 8.1, Windows 10 |
---|---|
CPU | Intel® i5-4590 / AMD FX 8350 同等以上 |
メモリ | 4 GB RAM |
グラボ | NVIDIA GeForce® GTX 970 / AMD Radeon™ R9 290 同等以上 |
ネット接続 | 必須 |
備考 | SteamVR対応 |
推奨スペック
以下は公式が公開している推奨スペック情報です。要求スペックはそんなに高くありませんが、周囲に人が増えるとすぐに重くなりますので、ご注意ください。
推奨グラボGTX 1060は生産終了しています。代わりにGTX 1660 SUPERをおすすめします。なお、VRモードでプレイする場合、このスペックはおすすめしません。
OS | Windows 10 |
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CPU | Intel® i5-6500 / AMD Ryzen 5 1600 同等以上 |
メモリ | 8 GB RAM |
グラボ | NVIDIA GeForce® GTX 1060 / AMD Radeon™ RX 580 同等以上 |
ネット接続 | 必須(速度25Mbps以上) |
ハイスペックPCによる「VRChat」のメリット
カクつかない
VRChatは周りに人が増えたり、大規模なワールドに行くと動作が重くなる場合があります。
人気ワールドは人が多い傾向にあります。また、少人数だと盛り上がりに欠けたりします。性能の低いゲーミングPCだと10人以下のワールドにしか行けません。
また、VRChatではバーチャルマーケットなどの大型イベントが開催されたりしますが、性能の低いゲーミングPCだと映像がカクついて快適にプレイできません。
VRモードでプレイ可能
VRモードを体験するにはハイスペックなゲーミングPCが必要です。VRモードでは視界全体が映像に包まれるため、バーチャル世界に実際に居る感覚を味わうことができます。
VRモードでは頭と両手が使えるため、可愛い仕草ができたり、ボディランゲージができたり、アクションゲーム・音楽ゲーム・スポーツ・アクティビティなど、できることが増えます。
また、全身をトラッキングするシステムを構築すれば、足や腰も動かすことができます。全ての動きがバーチャル世界に反映されるため、圧倒的な没入感を体験できます。よって、ダンスも可能になります。
「VRChat」対応VRヘッドセット
安いVRヘッドセット「Meta Quest 2」
こちらはオールインワンVRのため、PC不要で動作します。低価格でVRゲームを楽しみたい方におすすめです。
Meta Quest 2単体では性能が低いため、アバターやワールドの品質が制限されます。アバターの可愛さが失われたり、大規模なワールドに参加できなかったりします。
Quest 2 Linkケ-ブルでPCと接続して使用することもできます。この場合は、ハイスペックなゲーミングPCが必要となりますが、アバターやワールドの制限がなくなってVRChatを思う存分楽しむことができます。
Meta Quest 2は外部センサーを利用しないため、トラッキング精度は高精度とは言えません。そのため、頭の後ろにコントローラーを持っていくとトラッキングが途切れる場合があります。
Ankerからは、Meta Quest 2に最適化されたワイヤレスイヤホンや、充電ドックが発売されており、人気です。


究極のVR体験が可能なヘッドセット「VIVE Pro 2」
こちらはPC接続が必須のVRヘッドセットです。ディスプレイは業界最高クラスの5Kのため、高解像のバーチャル世界を体験できます。また、広い視野角のため、より自然で快適に見えます。
利用するにはハイスペックなゲーミングPCが必要です。
外部センサー対応のため、精度の高いトラッキングを低遅延で実現しています。 頭の後ろにコントローラーを持っていってもトラッキングは精確に行われます。また、別売りのViveトラッカーを3個以上用意すれば腰や足も動かすことができます。
アバターの全身を動かすシステムを構築すれば、アバターが自分自身のように感じるほどの没入感を得られます。アバターを変更することで、美少女になれたり、美男子になれたりします。アバターになりきることでバーチャル世界でもう一つの人生を送れます。
「VRChat」を快適にプレイできるゲーミングPC
VRモードで快適なPCスペック
以下は公式推奨スペックを大幅に超えているハイスペックなゲーミングPCです。バーチャル世界で新たな人生を送りたい方におすすめです。
VRモード/デスクトップモードで人数が増えても快適にプレイできます。ただ、稀にVRモードで重くなる場合もあるかもしれません。VRChatは早期アクセスゲームでパフォーマンスが最適化されていないため、今後改善されると思います。
こちらは最新モデルが搭載されているため、長期間使い続けることができます。他のPCゲームは最高画質で快適にプレイできます。

OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | インテル Core i9-13900KF |
グラフィック | GeForce RTX 4080 |
メモリ | 32GB 16GB×2 |
SSD | 1TB NVMe Gen4×4 |
価格 | 509,800円(税込) |
備考 | 送料無料 / 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート |
特徴 | [ Windows 11 Home ] GeForce RTX 4080 搭載!強力なパフォーマンスを発揮する第13世代CPU搭載のゲーミングデスクトップパソコン。 |
デスクトップモードで快適に遊べるPCスペック
以下は公式推奨スペックを大幅に超えているコスパの高いゲーミングPCです。
デスクトップモードでは人数が増えても超快適にプレイできます。VRモードでは数人ぐらいなら快適にプレイできる場面があります。
こちらも最新モデルが搭載されているため、長期間使い続けることができます。他のPCゲームは高画質で快適にプレイできます。

OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | インテル Core i7-13700F |
グラフィック | GeForce RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
価格 | 259,800円(税込) |
備考 | 送料無料 / クーポン配布 / 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート |
特徴 | [Windows 11 Home] ゲームから動画編集や実況配信までマルチに対応可能な高性能ゲーミングPC。RTX 4070 &第13世代 intel Core i7搭載。 |
コメント | 製品レビュー150件超えの大人気モデル。PCスペックと価格のバランスが最強。値下げされてからランキング1位を獲得。 |
推奨スペックを少し超えるスペック
以下は公式推奨スペックを少しだけ超える安いゲーミングPCです。
デスクトップモードで15人以下なら快適にプレイできます。人数が多すぎたり、ワールドが大規模だと重くなることもありますが、十分にVRChatは楽しむことができます。
VRモードはプレイできません。

OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 4500 |
グラフィック | GeForce GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB |
価格 | 109,800円(税込) |
備考 | 送料無料 / 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート |
特徴 | Windows 11 Home ゲーミングPCをいちから揃える人におすすめの高コストパフォーマンスモデル。GTX 1660 SUPER 搭載のミニタワー型デスクトップPC。 |