ゲーム実況におすすめのパソコンやマイク/キャプボなど”必要なもの”をまとめて紹介
最近、始める人が日々増えているゲーム実況動画や配信。このページではゲーム実況に必要な機材やソフトをまとめて紹介します。ファンを増やすには、視聴者が見やすい動画や配信にすることが重要です。そのため、実況環境を整えましょう。
ゲーム実況に必要なもの
- ゲーム機とゲームソフト
- ゲームキャプチャー/キャプチャーボード
- マイク
- パソコン
- 実況動画を作成する場合
- 動画編集ソフト (AviUtl、Adobe Premiereなど)
- キャプチャーソフト (アマレコTV、ShadowPlayなど)
- 実況配信を行う場合
- ステレオミキサー (通称:ステミキ)
- エンコーダー (NLE、OBS、XSplitなど)
おすすめ商品と説明
ゲームキャプチャー/キャプチャーボード
PS4、Nintendo SwitchなどPC以外のHDMI出力が可能なゲーム機の映像と音声をPCに取り込むために必要なアイテムです。USB接続の機器をゲームキャプチャー、PC内部に挿入する機器をキャプチャーボードと言いますが違いは接続方法だけです。USB接続でもキャプチャーボードと言ったりもします。
キャプボは様々なモデルが発売されており、機能も違うので注意して選ばなければなりません。よくわからない場合は、定番の人気商品を購入するのをおすすめします。[詳細:USB接続のおすすめ定番ゲームキャプチャーを紹介]
注意する項目
- 対応OS:
使用しているパソコンのOSに対応しているかの確認が必要です。Windows10にしか対応していない商品も稀にあるので注意。 - 対応キャプチャーソフト:
中には付属ソフトしか使用できないという商品もあります。アマレココなどの外部ソフトが使用したいなら対応しているか確認しましょう。 - 録画解像度/FPS:
フルHD「1920×1080」に対応している商品がほとんどですが、フレームレート(FPS)が60FPSなのか30FPSなのかを確認しましょう。 - HDCP関連機能:
ゲーム機によってはHDCPという著作権保護機能が搭載されています。HDCPがあるとゲーム映像/音声をPCに取り込むことができません。なので、HDCPが搭載されているゲーム機はHDCPを回避する必要があります。 - PS4:HDCP有り … オプションで無効にすることができるので、キャプボのHDCP機能を気にする必要がありません(無効にした場合は一部のアプリが使用できなくなります)。
- Nintendo Switch、WiiU、Xbox One、Xbox 360:
HDCP無し … キャプボのHDCP機能は気にする必要がありません。 - PS3、PS Vita TV:HDCP有り … キャプボのHDCP機能を確認する必要があります。
- スマホ:特殊なので簡単には説明できませんが、対応していればキャプボの商品ページに記載されています。
USB接続の定番ゲームキャプチャー(おすすめ順)
- AVT-C875:低価格、安定した動作を希望する方
- 最大品質:1920×1080/30fps、1280×720/60fps
- HDCP対応:パススルー出力対応
- 対応ソフト:高機能な公式ソフト、アマレココ、OBS、NLE、XSplitなど
- AVT-C878:お金に余裕がある、高機能を希望する方
- 最大品質:1920×1080/60fps
- HDCP対応:パススルー出力対応
- 対応ソフト:より高機能な公式ソフト、アマレココ、OBS、NLE、XSplitなど
- MonsterX U3.0R:低遅延、低価格を希望する方
- 最大品質:1920×1080/60fps
- HDCP対応:パススルー出力対応
- 対応ソフト:アマレココ、OBS、NLE、XSplitなど
PC内蔵タイプの定番ゲームキャプチャー(おすすめ順)
- Gamer HD 2 C988
- 最大品質:1920×1080/60fps
- HDCP対応:パススルー出力対応
- 対応ソフト:より高機能な公式ソフト、アマレココ、OBS、NLE、XSplitなど
- Gamer HD Lite C985L
- 最大品質:1920×1080/30fps
- HDCP対応:パススルー出力対応
- 対応ソフト:高機能な公式ソフト、OBS、NLE、XSplitのみ
マイク
- ソニー SONY コンデンサーマイク ECM-PCV80U
- Amazonベストセラー商品
- 実況動画、実況配信に最適なPC用ボーカルマイク
- 楽器演奏やカラオケにもおすすめ
- USBマイクロホン AM310 ゲーム実況向け SP751
- 2017年6月に発売された新商品
- ゲーム実況、ライブ動画配信向けに開発
- 単一指向性マイクユニットにより高音質で録音・配信
実況動画を作成する場合
動画編集ソフト
動画を投稿するには編集するソフトが必要です。視聴者に見やすく編集することが、ファンを増やすために重要です。編集には時間がかかるので、できるだけ使いやすい編集ソフトがおすすめです。よりよい動画にするには、編集ソフトの機能も大切です。
- AviUtl:無料で高機能のため、使用している人が多いです。プラグインも多いですし、高機能なのでいろんな編集ができるのですが、ちょっと使いづらい所が難点です。
- Adobe Premiere Pro:実況動画で稼いでいる人はプロ用のPremiereソフトを使用しています。映像編集のプロが使用するソフトなので、多機能ですし、使いやすいソフトです。デメリットは価格が高いこと。
- Adobe Premiere Elements:Premiere Proの簡易版がElementsです。機能は削られていますが、十分使用できるソフトです。Amazonで少し安く売られています。
キャプチャーソフト
ゲーム画面を録画するために必要なソフトです。PCゲームを録画するには、ShadowPlayを使用します。キャプボで取り込んだゲーム機の録画をするには、公式ソフトやアマレコTVなどを使用します。
- ShadowPlay:GeForceグラボを搭載しているユーザーのみ使用できるNVIDIAが提供しているソフト「GeForce Experience」の機能。
- RECentral:AVerMediaのキャプボを購入した際に利用できる公式ソフト。録画ボタンを押していなくても過去1時間さかのぼって録画出来る「タイムシフト機能」が便利。
- アマレコTV:無料のソフトです。AVerMedia以外のキャプボを購入した際に利用します。
実況配信を行う場合
ステミキ
ステレオミキサー(通称:ステミキ)とは、PCの音声とマイクの音声をミックスして録音・配信したい場合に使用する機能です。この機能を使用することで、PCから出ている音声とマイクの音声をミックスして1つの音声とし、配信ソフトに設定できます。
ですが、NLE、OBS、XSplitにはステミキ機能が搭載されているため、ステミキデバイスを新たに購入する必要はありません。これらの配信ソフトを使用しない場合は購入しておきましょう。
- Sound Blaster X-Fi Go! Pro USBオーディオインターフェース SB-XFI-GPR2
- 小型・超軽量ながら優れた機能で大人気
- アナログ入力のみ対応
配信ソフト (エンコーダー)
実況でなくても、配信サイトで配信するならエンコーダーが必要です。設定をきちんと行い、高画質で配信することがファンを増やすために重要です。エンコーダー設定が甘かったら低画質になります。
- NLE:ニコ生運営が提供している公式ソフトでニコ生のみ使用できます。XSplitを基本に開発されているので、使いやすく高画質な配信が可能です。
- OBS (Open Broadcaster Software):無料の高機能なため、使用している人が多いですが、少し使いにくいです。
- XSplit:有料ソフト。XSplitの登場が早かったので一応今も使用している人は居ますがOBS登場により、ユーザーは減りました。OBSよりも少し高画質、少し高機能で使いやすいです。
パソコン
選び方
- 実況動画の場合:
動画作成時のエンコードには、CPUが重要です。CPUによってエンコードの時間が大きく変わります。動画エンコード時は、CPU使用率はほぼ100%になるため、パソコンの作業がまったくできなくなります。ゲーム機の実況は、あまり負荷がかからないためパソコンはミドルスペックで十分です。PCゲーム実況は、ゲームと録画ソフトでそれなりの負荷がかかります。 - 実況配信の場合:
配信ソフトはリアルタイムでエンコードするため、パソコンに大きな負荷がかかるので、ハイスペックのパソコンが必要です。同時に多数のソフトを起動するため、「メモリ10GB」以上を搭載しておきましょう。
ガリレア XT
このモデルは「Core i7-7700」「GTX1060 6GB」「メモリ8GB」を搭載しているため、実況動画には問題ないスペックです。実況配信の場合は、「メモリ10GB」以上になるようにカスタマイズでスペックアップすれば問題ありません。PCゲームを実況する場合はスペック不足です。
製品ページ | デスクトップ ゲーミングパソコン「ガリレア XT 1060」 | |
---|---|---|
価格 | 144,980円 129,980円(税抜) セール中 | |
モデル | GALLERIA XT 1060 / 人気2位 | |
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
CPU | インテル Core i7-8700 | |
グラフィック | GeForce GTX1060 6GB 《GDDR5X版に無料アップグレード中》 | |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/4GBx2/2チャネル) | |
SSD | 500GB SSD | |
HDD | 1TB HDD | |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) | |
特徴 | 製品レビュー300件超え、価格.comアワード受賞の定番ゲーミングPCの後継機。 |
ガリレア XV
このモデルは「Core i7-7700」「GTX1070 8GB」「メモリ8GB」を搭載しているため、実況動画には問題ないスペックです。無料アップグレードで「メモリ16GB」になっている期間は、実況配信もPCゲーム実況も問題ありません。
製品ページ | 「ガリレア XV 1070Ti」は販売終了し、後継機が新発売されています↓ デスクトップ ゲーミングパソコン「ガリレア XV」 | |
---|---|---|
価格 | 149,980円(税抜) | |
モデル | GALLERIA XV | |
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
CPU | インテル Core i7-8700 | |
グラフィック | GeForce RTX2060 6GB | |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/4GBx2/2チャネル) | |
SSD | 500GB SSD | |
HDD | 1TB HDD | |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) | |
特徴 | 新モデル!ゲームに最適なCPUと最新グラボを搭載!440件超えのレビューを獲得した人気モデルの後継機。今後定番ゲーミングPCになるであろう製品。 |
実況動画をする場合、録画ファイルがどんどん増えていくため、HDD容量には気をつけなければなりません。バックアップ目的で外付けHDDも購入しておきましょう。