「VRChat」に日本人がハマる理由と日本ユーザーの多いワールド
メタバースSNS「VRChat」が人気の理由について、思いつく限りまとめてみました。VRChatをプレイしたことはないが、世界を知りたいという方向けです。
目次
「VRChat」は日本人が多い
VRChatは、アメリカ企業のVRChat Inc.が開発・運営を行っています。一番多いのはアメリカ人ですが、その次に日本人が多いと言われています。
VRChat公式からは公表されていませんが、similarwebの解析データを見ると、VRChat公式サイトにアクセスしているのは、アメリカ・日本・カナダ・イギリス・韓国の順で多いという結果が出ています(2024年6月時点)。中国・台湾も結構多いです。
VRChat内で公開されているワールドも日本人が作ったワールドが多いです。熱中度で言えば、アメリカユーザーに劣らないぐらい日本ユーザーはVRChatにハマっています。
日本人の新規ユーザーは日々増えており、企業が開催する日本向けの大規模イベントも増えています。
「VRChat」に日本人がハマる理由
アニメキャラクターのような美少女になれる
日本人は美少女が主人公のゲームが好きですが、女性主人公のゲームは美少女がかわいくなかったり、ゲームがつまらかなったりします。ですが、VRChatでは自分好みの美少女キャラクターを使うことができます。
美少女キャラクターはBoothで購入することができます。7000件以上販売されているので、自分好みのキャラクターは必ず見つかることでしょう。美少女以外にも、マスコット風キャラや美男子キャラも居ます。
また、各キャラクターに対応した衣装も販売されており、いろんな着せ替えを楽しむことができます。自分好みのキャラクターを使って、改変(カスタマイズ)で個性を出し、他ユーザーとオンラインで繋がれるのがVRChatの一番の魅力です。
1人が好きだが寂しい時もある人に最適
日本人は1人が好きな人が多いと言われますが、1人が好きな人でも寂しく感じる時もあると思います。
1人が好きな人でも誰かと関わりたいと思って、TwitterなどのSNSをやっても文字でのやり取りは面倒と思う人は多いでしょう。
VRChatならばログインすれば誰かが居ます。知らない人でも、近くに誰かが居れば孤独が和らぎます。文字のやり取りをせずに、ワールド(マップ)のギミック(機能)で遊んだり、なでなでしたりされたりと、緩く誰かとつながることができます。
言葉のないコミュニケーションができる
VRChatには無言勢と呼ばれるVCなしユーザーがそれなりに居ます。感覚で言うと3割ぐらいです。無言勢は、テキストチャットや筆談でコミュニケーションを取ります。
また、アバターには表情を割り当てることが可能で、笑顔・びっくり顔・はてな顔・怒り顔・泣き顔・てれ顔などで感情をアピールできます。
VRヘッドセットを使えば、頭と両手を使うこともできるため、首を傾げたり、ボディーランゲージで意思を伝えたり、なでなでコミュニケーションを取ったりできます。
会話に入りやすい
いきなり話しかける人も居ますが、会話している人の少し離れたところから盗み聞きをして、会話に入れそうな話題の時に入るといったこともできます。
また、使用アバターやプロフィールなどから会話が始まることも多々あります。なので、現実世界よりも会話を始める難易度は低いと思われます。
恥ずかしがりな日本人に向いている
日本人はシャイな人が多いと言われますが、VRChatはアバターを使ってのコミュニケーションのため、現実世界でできないことでも、VRChat内なら躊躇なくできたりします。
コミュニケーションが苦手の受け身の方でも、ワールドやアバターによっては、誰かが話しかけてくれることもあります。
海外の人と交流できる
VRChatには日本文化が好きな外国人が多いです。中には、アジア人が集まっているワールドや英語と日本語のコミュニケーションを目的としたワールドも存在します。
ネイティブな英語で会話できるため、英語の勉強のために海外の人と交流する人も居ます。
日本向けの大規模イベントが開催
バーチャルマーケット、サンリオバーチャルフェス、メタフェス、Vtuberライブイベントなど、数ヶ月に1度は何かしらの大規模イベントが開催されています。
中でも規模の大きいのが「バーチャルマーケット」です。累計来場者数は100万人を超えるマーケットイベントです。個人・団体・企業がVRChat向け商品やリアル商品を出展し、ユーザーが見て回るというものです。企業ブースに用意されているユニークなミニゲームを楽しむことができます。
中でもクオリティが高いのが「サンリオバーチャルフェス」です。サンリオキャラクターたちのショーやライブを楽しめる音楽イベントです。2024年開催時は来場者230万人を超えています。このためにVRChatを始めるユーザーも多かったようです。
美少女といろんなことができる
日本人は「かわいい」が好きな人が多いため、多くのユーザーが女性アバターを使用しています。日本と文化の近い韓国・中国・台湾ユーザーの多くも女性アバターを使用しています。
そんなかわいいアバターとバーチャル空間でいろいろできます。初対面でボディタッチは当たり前、いろんなワールドを巡って写真を撮ったり、メイドカフェのような店員や客になったり、添い寝したり、アダルト方面のことをしたり。
「VRChat」日本ユーザーの多いワールド
Japan Street
日本っぽい街並みを再現した大規模ワールド。駅前でたむろってたり、コンビニでたむろってたり、路上ライブをしていたり。日本人は多いが、日本人以外も居る。
日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」
日本人が多いコミュニケーション目的のワールド。人口密度が高いため、負荷が高い。Quest対応
Japan Talk Room 日本人向け談話室
日本人が多いコミュニケーション目的のワールド。Quest対応
[JP]Tutorial world
初心者向けワールドだが、初心者じゃない日本人の方が多いワールド。たまに民度が低い人が居るので注意
ポピー横丁-Poppy Street-
飲み屋街のため、リアルで酒を飲みながら会話している日本人が多い。民度が低い人が多いので注意。