HDDの寿命はメーカーによって異なる。故障率の高いメーカーはさけよう
HDDの寿命は平均で3~5年と言われています。ですが、メーカーや使い方、環境によっては2年で壊れてしまう場合もあります。
4年以上使用するために、故障率が低いメーカーを選び、出来るだけ電源の投入回数を少なくするためにスリープを活用することをおすすめします。
海外オンラインストレージサービスのBackblazeは定期的にHDD故障率のメーカー・モデル別統計データを公開しています。
2020年~2022年HDD故障率
![寿命](https://pcpick.net/static/img/content/2023/20230808-hdd.webp)
HGST、Seagate、東芝、WDという大手HDDメーカーの統計データが確認できます。検証数の少ないHDDを除くと、2022年の故障率のデータは以下のような故障率になっています。
メーカー | 故障率 |
---|---|
HGST | 0.27~1.43% |
Seagate | 0.86~5.70% |
東芝 | 0.58~1.57% |
WD | 0.12~0.36% |
データを見ると、Seagateの故障率が圧倒しています。2%を超えているモデルが多いようです。
逆に、WD(Western Digital/ウエスタンデジタル)の故障率が低いことがわかります。一般販売されているモデルではありませんが、故障リスクは他メーカーより低いようです。
2014年~2016年HDD故障率
![HDD](https://pcpick.net/static/uploads/2016/12/hdd-drive-1.jpg)
HGST、Seagate、東芝、WDと各メーカー年々故障率は減少しています。HGST、Seagateは検証したHDDの数が多いですが、東芝、WDは少ないです。
2016年Q1
![HDD](https://pcpick.net/static/uploads/2016/12/hdd-drive-2.jpg)
メーカーによってもモデルによっても故障率は異なります。また、容量が高いほど故障率も高くなるようです。
2016年Q2
![HDD](https://pcpick.net/static/uploads/2016/12/hdd-drive-3.jpg)
2016年Q3
![HDD](https://pcpick.net/static/uploads/2016/12/hdd-drive-4.jpg)
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