【2024年】PC版VRChat対応おすすめ人気VRヘッドセットまとめ
PC板VRChatに対応している人気VRヘッドセット(VRゴーグル)の中から、おすすめモデルをまとめています。
目次
「VRChat」対応の人気VRヘッドセット
VRヘッドセット | 参考価格 | 購入サイト |
---|---|---|
Meta Quest 3 現在一番人気のVRヘッドセット。10万円以下だが十分満足できる性能。 |
81,400円 | Amazon TSUKUMO |
Meta Quest 3S 新発売のエントリーモデル。低頻度でプレイする方向け |
48,400円 | Amazon |
PICO 4 Ultra 新発売した中国メーカーの製品 |
89,800円 | Amazon |
VIVE Pro 2 高性能。精度は非常に高いが価格も高い |
209,000円 | Amazon TSUKUMO |
Meta Quest Pro アイトラッキング・フェイストラッキング搭載モデル。在庫限り |
159,500円 |
Amazon TSUKUMO |
Meta Quest 2 Quest標準モデル。生産終了 |
39,600円 |
Amazon TSUKUMO |
Valve Index 高性能。品薄&生産終了間近? |
165,980円 |
Amazon Steam |
Pico 4 中国メーカーの製品。生産終了したとの噂 |
39,600円 | Amazon |
人気VRヘッドセットのスペック・仕様
Quest 3 | Quest 3S | Quest Pro | Quest 2 | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2023年10月 | 2024年10月 | 2022年10月 | 2020年10月 |
最低価格 | 81,400円 | 48,400円~ | 159,500円~ | 31,900円~ |
用途 | VR / MR | VR / MR | VR / MR | VR |
容量 | 512GB | 128GB、256GB | 256GB | 128GB、256GB |
SoC | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2 Gen2 | Snapdragon XR2+ Gen1 | Snapdragon XR2 Gen1 |
メモリ | 8GB | 8GB | 12GB | 6GB |
表示解像度 | 片目 2064 x 2208 | 片目 1832 x 1920 | 片目 1800 x 1920 | 片目 1832 x 1920 |
表示密度 | 1218 PPI | 773 PPI | 1058 PPI | 773 PPI |
角解像度 | 25 PPD | 20 PPD | 22 PPD | 20 PPD |
パネル | 液晶 | (?) | 液晶 | 液晶 |
リフレッシュレート | 72Hz/80Hz/90Hz/120Hz | 90Hz/120Hz | 72Hz/90Hz | 60Hz/72Hz/90Hz/120H |
視野角 | 110度(水平)/96度(垂直) | 90度(水平/垂直) (?) | 106度(水平)/96度(垂直) | 90度(水平/垂直) |
レンズ | パンケーキレンズ | フレネルレンズ | パンケーキレンズ | フレネルレンズ |
IPD調整 | 53~75 mm | 58/63/68mm(?) | 55~75 mm | 58/63/68mm |
フェイストラッキング | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
アイトラッキング | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
コントローラー | Quest Touch Plus | Quest Touch Plus | Quest Touch Pro | Quest 2 Touch |
パススルー | カラー(4MP、18PPD) | カラー(4MP、18PPD) | カラー(1MP、8PPD) | グレースケール |
オーディオ | スピーカー 3.5mm端子 | スピーカー | 4つのスピーカー 2つの3.5mm端子 | スピーカー 3.5mm端子 |
バッテリー容量 | 5060 mAh | 4324 mAh | 5,348 mAh | 3640 mAh |
バッテリー駆動時間 | 約2~2.5時間 | 約2~?時間 | 約2~2.5時間 | 約2~3時間 |
無線規格 | Wi-Fi 6E、Bluetooth | (?) | Wi-Fi 6E、Bluetooth | Wi-Fi 6、Bluetooth |
重量 | 515g | (?) | 722g | 503g |
備考 | 128GBは在庫限りだが 日本ではほぼ完売 | 在庫限り | 在庫限りだが 日本ではほぼ完売 |
「VRChat」向けのPCVRの選び方
無線接続を重視
VRChatでは1,2歩歩いたり、振り向いたり、姿勢を変えたり、寝たりと、身体を動かすことが多いです。なので、有線でPCに接続されていると、コードが非常に邪魔です。
頭のVRヘッドセットからコードが出ていると、動きが制限されます。長時間VRChatをプレイするには無線接続が必須レベルです。
トラッキングを重視
VRChat単体(頭と両手コントローラー)の3点で、どこまで精確にトラッキングできるかも選ぶポイントの一つです。機種によって、トラッキング範囲や精度が変わります。
また、腰や足を動かしたいならフルトラッキングデバイスに対応したVRヘッドセットがいいでしょう。目をトラッキングしたいならアイトラッキング搭載のVRヘッドセット、口をトラッキングしたいならフェイストラッキング搭載のVRヘッドセットを選びましょう。
その他
- 快適性と画質を重視するならパンケーキレンズを強くおすすめ
- 快適性と没入感を高めるなら視野角も広い方がいい
- PCと接続するならSoC(プロセッサー)、メモリ、本体容量はそんなに重要ではない
- パススルー性能が高いと、ちょっとしたPC操作にも便利。キーボードでのタイピングもできる
- 性能が高いと消費電力も高くなる。消費電力が高いとモバイルバッテリー探しに苦労する(高出力モデルの選択肢が少なかったり、バッテリーが重くて長時間プレイができなくなったり)
人気VRヘッドセットの紹介
Quest 3
生産終了したと思われるQuest 2の後継機。2024年7月以降、一番売れているPCVR対応ヘッドセットです。画質も良く、視野角も広め、パンケーキレンズ採用、PC無線接続対応、パススルー性能も高いため、快適性と没入感を両立したVRヘッドセットとなります。
人気メーカーの人気VRヘッドセットのため、外部ソフトやデバイスに対応しているのがほとんどです。外部フルトラッキングデバイスを購入すれば、全身を動かすこともできます。
コントローラーの位置はVRヘッドセットのカメラでトラッキングされます。そのため、ヘッドセットのカメラの死角(頭の後ろ)などにコントローラーを持っていくとトラッキングが途切れる場合があります。
別売りのQuest Touch Proコントローラーを使うこともできます。こちらを使うとトラッキング範囲が広くなります。
PCと接続する主な方法は「Quest Linkケーブル(有線/有料)」「Air Link(無線/無料)」「Steam Link(無線/無料)」「Virtual Desktop(無線/有料)」です。無線方式はWi-Fi5以降の安定したネットワーク環境が必須です。
無線接続の場合は、付属のコンセント式の充電器で給電するか、モバイルバッテリーから給電する方法があります。モバイルバッテリーの場合はヘッドストラップの後頭部にバンドなどで固定します。
モバイルバッテリーは安心できるメーカーの商品を使いましょう。品質が低いと、短期間で膨らんだり、発火したりする可能性があります。
Quest 3S
5万円以下で購入できる安いVRヘッドセット。とにかく出費を抑えたい方、飽きるか不安な方、VR酔いが心配な方などにおすすめです。
Quest 3と処理性能は同じですが、画質が劣ります。没入感でいうと、Quest 2と同じぐらいです。なので、VRChatを長期間プレイし続けるという方はQuest 3の方を強くおすすめします。
パススルー(MR機能)はカラー表示です。VRChatプレイ中に、PCキーボードを使用する時、エアコンのリモコンや飲み物を探したりする時などに役立つかもしれません。
PCとの接続方法もQuest 3と同じです。消費電力はQuest 3よりも低いため、上記のQuest 3で紹介しているモバイルバッテリーが使用できます。
Quest Pro
多くの機能が搭載されたVRヘッドセットです。Quest 3よりも前に発売された機種のため、Quest 3よりも性能が負けている部分もありますが、アイトラッキングやフェイストラッキングを使いたければQuest Proがおすすめです。
VRChatアバターを対応させれば、視線・まばたき・口の動きがトラッキングできます。ただ、そろそろ生産終了するかもという噂がちらほら出始めました。
人気メーカーのVRヘッドセットのため、外部ソフトやデバイスに対応していることが多いです。外部フルトラッキングデバイスを購入すれば、全身を動かすこともできます。
コントローラーの位置は、主にコントローラー本体のカメラでトラッキングされます。そのため、ヘッドセットのカメラの死角(頭の後ろ)などにコントローラーを持っていってもトラッキングは途切れにくいです。
ただ、アイトラッキングやフェイストラッキングを使うと、消費電力が高くなります。なので、モバイルバッテリー選びに慎重になる必要があります。