MSIの5万円台グラボ「RTX 3060」の種類と違い!おすすめはゲーミングモデル
MSIのグラフィックボードは、価格と品質のバランスが良いということで国内外で人気のメーカーになっています。そんな人気メーカーから発売されているグラボの中で人気の「RTX 3060」の製品の違いを紹介します。
目次
MSI RTX 3060グラボは全部で3種類
人気 | モデル | 発売日 | 参考価格 |
---|---|---|---|
1位 | RTX 3060 パフォーマンスモデル | 2021年2月 | 約53,000円 |
2位 | RTX 3060 シングルファンモデル | 2021年11月 | 約55,000円 |
3位 | RTX 3060 ゲーミングモデル | 2021年2月 | 約58,000円 |
MSI RTX 3060 グラボ3製品の性能と比較
冷却機構 | メモリクロック | 補助電源 | サイズ |
---|---|---|---|
RTX 3060 パフォーマンスモデル | |||
デュアルファン | 1807 MHz | 8ピン×1 | 235 x 124 x 42 mm |
RTX 3060 シングルファンモデル | |||
シングルファン | 1792 MHz | 8ピン×1 | 172 x 125 x 43 mm |
RTX 3060 ゲーミングモデル | |||
TWIN FROZR 8 | 1837 MHz | 8ピン×1 | 276 x 131 x 51 mm |
搭載チップ、メモリ容量、CUDAコア数といった基本部分は全モデル同じです。冷却機構、メモリクロック、外観デザイン、本体サイズなどが異なります。
- 冷却機構:冷却性能によって冷却効率が変わります。場合によっては動作に影響することもあります。
- メモリクロック:数値の高いほうが高性能です。少しの違いですが、若干フレームレートに影響します。
- 外観デザイン:各個人による好みの問題です。
- 本体サイズ:は使用しているPCケースに収まるサイズである必要があります。
MSI RTX 3060 グラボ3製品の違いと特徴
RTX 3060 パフォーマンスモデル
特徴
- 冷却効率を向上させる「トルクスファン 3.0」を採用
- 低負荷時にファンを停止させることで騒音を低減する「Zero Frozr」機能に対応
- 頑丈な「補強用バックプレート」を搭載
- 専用ユーティリティ「MSI Center」に対応
- MSI独自のユーティリティツール「アフターバーナー」に対応
- DisplayPort×3、HDMI 映像出力端子装備 / ボード1枚で4画面出力が可能
デザインと性能をシンプルにしてコストカットしたモデルです。パフォーマンスモデルはMSIの中で人気のあるモデルです。
ゲーミング性能や冷却性能は問題はありません。価格を抑えつつ、パフォーマンスの高いグラボを入手できます。
ゲーミングモデルとの大きな違いは静音性能です。パフォーマンスモデルはコストカットされている分、動作音が気になるかもしれません。低価格を選ぶ方はパフォーマンスモデル、静音性を選ぶ方はゲーミングモデルをおすすめします。
MSI RTX 3060 シングルファンモデル
特徴
- 約172mmのショートモデルで小型PCにも搭載可能。
- 専用ユーティリティ「MSI Center」に対応
- MSI独自のユーティリティツール「アフターバーナー」に対応
- DisplayPort×3、HDMI 映像出力端子装備。ボード1枚で4画面出力が可能
コンパクトモデルです。小さなPCケースにも収まるサイズとなっています。
このモデルは供給が少ないせいか、本体価格は特別安くありません。コンパクトじゃなくてもいい場合はパフォーマンスモデルの方をおすすめします。
ゲーミング性能は問題ありませんが、冷却性能・静音性・耐久性には不安が残ります。
MSI RTX 3060 ゲーミングモデル
特徴
- MSIオリジナル冷却機構「TWIN FROZR 8」を搭載
- 冷却効率を向上させる「トルクスファン 4.0」を採用
- 低負荷時にファンを停止させることで騒音を低減する「Zero Frozr」機能に対応
- 頑強で冷える「メタルバックプレート」を搭載
- LEDカラーのカスタマイズが行える「Mystic Light」に対応
- 専用ユーティリティ「MSI Center」に対応
- MSI独自のユーティリティツール「アフターバーナー」に対応
- DisplayPort×3、HDMI 映像出力端子装備 / ボード1枚で4画面出力が可能
ゲーミングモデルはPCゲームを頻繁にする方におすすめです。
冷却性能が高いため、効率的にGPUを冷却することができます。効率的に冷却できるということは、ファンの動作音が静かということです。PCゲームをしていても動作音が気にならないので、敵の足音も聞き逃しません。
クロック数も他モデルよりも高いため、他モデルよりもフレームレートを稼ぐことができます。外観デザインもゲーミング仕様です。