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Quest 2/3を買ってもVRゲームはすぐに飽きる。おすすめはVRChatだけ

クエスト

Quest 2/3を買うべきか検討している方向けの記事です。主にPC接続時のMeta Quest 2/3利用用途について記載していますが、Meta Quest 2/3単体利用・HTC Vive・PSVR2にも当てはまります。

VR系YouTuberは過剰にVRの良さをアピールしていますが、実際にMeta Questを使って、VRで感じたことをまとめてみました。

Quest 2/3を買ってもVRゲームはすぐに飽きる

VRヘッドセットにはいくつかの選択肢があり、機種によって対応コンテンツ数が異なります。ですが、対応VRゲームが多くても、99%のゲームはすぐに飽きるでしょう。単純につまらないというのもありますが、VRゲームの価値がVRヘッドセットを装着する手間を上回らないという理由が大きいです。

SteamでVRゲームを始めるために、「ヘッドセット準備→イヤホン準備→モバイルバッテリー準備→モバイルバッテリー装着→ヘッドセット装着→イヤホン装着→プレイエリア確保→ヘッドセット起動→PCと接続→Steamゲーム起動」といった感じで手順が多すぎます。それに加え、500gするヘッドセットの重さに耐えながらプレイする必要もあります。

確かに、VRゲームは平面モニターでのプレイよりは没入感が高いですが、数回プレイすれば満足できるレベルです。FPSゲームが好きでも、いろんなVR対応FPSゲームをプレイしようとはなりません。平面モニターでのプレイで十分となります。

VRゲームだけでなく、他のコンテンツも同様です。大画面の動画鑑賞・VR非対応ゲームプレイ、大人向け動画に魅力を感じる方もいますが、これもすぐに飽きます。ヘッドセットを装着する手間を上回りません。

ちなみに自分は、PSVRが初VRでした。発売日に買い、VRゲームに感動していろんなゲームを遊びました。ですが、すぐに飽きました。PSVRやPSVR2の売れ行きからわかるように、VRゲームは一通りプレイすると多くの人が飽きるでしょう。

おすすめVRゲームはVRChat(メタバースSNS)しかない

結局、ヘッドセットを装着する手間を上回る価値のあるゲームはメタバースSNSしかありません。現在一番人気のメタバースSNSが「VRChat」になります。VRChat以外のメタバースSNSもありますが、それらについては詳しくないので省きます。

人気VRゲームで有名な「Beat Saber」もありますが、これは音楽リズムゲームのため、人を選びますし、毎日何時間もプレイするというゲームではありません。

メタバースSNSはゲーミングPC単体でもプレイできますが、VRヘッドセットを使えば頭と両手を自由に動かすことが可能なため、メタバース空間でできることが増えます。

なので、VRChatのためにQuest 2/3を購入するという人が多いです。実際にVRChat内では、VR使用ユーガーが圧倒しています。逆にVRChatユーザー以外は3ヶ月以内に、VRヘッドセットを被らなくなっている人が多いでしょう。

VR/MRの未来を期待する人も居ますが、一般消費者向けVR/MRコンテンツについては未来はない気がします。期待できるのはメタバースSNSだけであり、これだけのために様々な企業が投資するとは思えません。よって、終わりを迎えるでしょう…。

VRChatの人口はアメリカ人の次に日本人が多いと言われています。その一番の理由はアバターを自由にカスタマイズできることだと思います。

※VRChatの回し者ではありません。VRChatは現在新規ユーザーが増えていますが、運営のマネタイズは謎です。あと何年もつのか…。

VRユーザーはMetaから逃げられなくなる?

スマホユーザーがAndroid OSやGoogleアカウントから逃げられず、PCユーザーがMicrosoftから逃げられないように、VRユーザーはMetaから逃げられなくなる未来が来ているようです。

MetaはVR/MRヘッドセット向けOS「Meta Horizon OS」を、オープンなプラットフォームにすると発表しています。Android OSのように、様々なメーカーが端末を開発し、Googleのサービスを活用しているのと同じような形です。

現在はASUS ROGがゲーミングVRヘッドセットを開発しています。「Meta Horizon OS」を搭載し、Metaアカウントで管理するようになるのでしょう。

Lenovoは、ゲームVR/MRコンテンツに未来はないと思っているのか、生産性・学習・エンタメのための「Meta Horizon OS」搭載MRヘッドセットを開発しているそうです。

Windows MRヘッドセットを開発していた、HP、Acer、Dellなども「Meta Horizon OS」を搭載したVRヘッドセットを開発してもおかしくありません。

まとめ

飽きてもいいからVRを体験したい方は「Meta Quest 2」を購入するといいかと思います。約3万円で購入できるため、すぐに飽きても大損とはならないでしょう。

VRChatを毎日プレイするような方は「Meta Quest 3」という選択肢があります。画質と視野角が「Meta Quest 2」を上回るというのが大きなメリットです。ですが、その価値に4万円の差があるかと言われると微妙です。

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