FRONTIER (フロンティア)のおすすめカスタマイズを紹介!PCパーツ構成を解説
FRONTIER(フロンティア)でゲーミングPCを購入する際のカスタマイズについて、初心者にもわかりやすい説明で紹介しています。
フロンティアでパソコンを購入する際の「人気メーカーは?」「どのグラボがコスパがいいの?」「メモリやHDDの容量は?」「SSDは必要?」「マウス、キーボード、モニタは?」などPCパーツに関してまとめています。
目次
FRONTIER(フロンティア)のパソコンについて
特徴
- 人気のあるBTOパソコンメーカーの一つ
- 性能と価格のバランスがいいモデルを多数販売
- 定期的に開催されるセールではお得なパソコンを多数販売
- PCケースのメーカーロゴは控えめ
- マザーボードのメーカーが記載されているので安心
- ほとんどのモデルで電源はデフォルトでGOLDランクを採用
- 1年間無償修理 (送付に必要な費用はお客様の負担)
- 休日を含む、ほぼ毎日の問い合わせ対応で初心者も安心のサポート(年末年始・指定休日は除く)
GBシリーズ
- 最新インテルCPUを搭載。
- タワー型ゲーミングPCで冷却性や拡張性の幅が広い。
- PCケースはサイドパネルがガラス仕様、黒/白の2色から選べる。
- 安定性が高いとして人気のMSI製マザーボードを採用。
- Microsoft Officeもオプションで選択可能。
GHシリーズ
- 最新インテルCPUを搭載。
- タワー型ゲーミングPCで冷却性や拡張性の幅が広い。
- PCケースはサイドパネルがガラス仕様、黒/白の2色から選べる。
- コスパと安定性が高いASRock製マザーボードを採用。
- Microsoft Officeもオプションで選択可能。
GAシリーズ
- 最新インテルCPUを搭載。
- シンプルなデザインのPCケースを採用。
- コスパと安定性が高いASRock製マザーボードを採用。
- Microsoft Officeもオプションで選択可能。
フロンティアPCをカスタマイズ
自分の用途に合わせて、PCスペックをカスタマイズすることで、パソコン価格やスペックを最適な構成にすることができます。 後々後悔しないためにもカスタマイズは重要です。後々後悔しないためにも、自分のやりたいことに合わせてPCパーツを選ぶことは重要です。動作が安定したメーカーのPCパーツを搭載することで、故障率も下がります。
フロンティアでは、お見積もりしたいパソコンのモデルのページを開き、「ご購入手続きへ」ボタンをクリックすることでカスタマイズのページへ切り替わります。

今回はフロンティアの定番ミドルスペックPCであるGHシリーズを例にカスタマイズ内容を紹介します。他のパソコンでもカスタマイズ内容はほとんど同じですので、参考にしてみてください。 特に解説していない箇所は基本構成で全く問題ありません。
おすすめカスタマイズのパーツ・アイテムは太字にしています。
カスタマイズ:基本アイテム
PCケース
- 黒色ケース
- 白色ケース
上位モデルはPCケースの色を黒と白から選べます。お好みに合わせて選択してください。
OS
- Windows 11 Home 64bit版
- Windows 11 Pro 64bit版
パソコンのシステムソフトウェアとなります。「Pro」か「Home」を選ぶことになるわけですが、どちらを選んでもゲームの快適さに影響するわけではありません。「Pro」にはPC上級者向けの機能が搭載されているので、その機能を使いたい方が選ぶOSです。
特別な理由がない限り、「Windows 11 Home 64bit版」で問題ありません。
CPU
- インテル Core i7-12700KF プロセッサー
- インテル Core i7-12700F プロセッサー
- インテル Core i9-10980XE プロセッサー
CPUはモデルごとに固定されており、CPUを変更したい場合はモデルを変更する必要があります。
CPUは初心者が交換するのは難しいパーツですので、後悔しない選択をしましょう。
4年以上使用できるパソコンにするために、「i7-12700」以上を選択をおすすめします。「K」が付いているモデルを選ぶと若干性能は上がりますが価格も高くなります。「K」付きを選んでも、ゲーム用途として使う際にはあまり大差はありません。
「F」が付いているモデルを選ぶと若干価格が下がります。「F」付きは、内蔵グラフィックが非搭載のモデルです。なので、グラボがないと映像を出力することができませんが、ゲーミングPCにはグラボが搭載されているのでその点は問題ありません。少しでも価格を抑えたい方は選ぶといいでしょう。将来、グラボなしのサブPCとして使う可能性があるかもしれない方はご注意ください。
CPUは性能がある程度高ければ、ゲーム用途では大きな違いはありません。予算に合わせて、「Core i7」「Core i9」の項目から選択するといいでしょう。
CPUクーラー
- 標準CPUクーラー
- AINEX サイドフローCPUクーラー SE-226-XT
- SILVERSTONE サイドフローCPUクーラー Hydrogon D120 ARGB-V2
- ENERMAX 水冷CPUクーラー
PCゲームは高負荷が長時間持続することになるため、標準CPUクーラーは選ぶべきではありません。水冷CPUクーラーは上級者向けですので、それ以外を選びましょう。
CPUクーラーにこだわりがない場合、「AINEX サイドフローCPUクーラー」で問題ありません。
CPUグリス
- 標準CPUグリス
- AINEX GS-08 Thermal Grizzly Kryonaut 高性能熱伝導グリス
- AINEX シルバーグリス Arctic Silver 5
- AINEX JP-DX1 ナノダイヤモンドグリス
CPUグリスはCPUとCPUファンとの間に塗るゼリー状のものです。熱伝導率が高いグリスほど、CPUクーラーに効率良く熱が伝わります。
AINEX シルバーグリスは高評価で人気のグリスなので、PCの寿命を少しでも延ばしたいのであれば、選択しましょう。
メモリ
- 16GB(8GB×2)
- 32GB(32GB×1)
- 32GB(16GB×2)
- 64GB(32GB×2)
- 64GB(16GB×4)
- 128GB(32GB×4)
デフォルトが16GB(8GB×2)になっているモデルの場合、そのままで問題ありません。最新3Dゲームの推奨スペックは、16GBのメモリ容量を要求してきています。
ですが、最近16GBでも動作が重くなるPCゲームが徐々に増えてきています。快適なゲームプレイや4K動画編集を希望する方は32GBの選択をおすすめします。
NVMe SSD 1
- 【NVMe SSD】1TB SSD
- 【NVMe SSD PCIe4.0】512GB Samsung PM9A1 Gen4
- 【NVMe SSD PCIe4.0】1TB Samsung PM9A1 Gen4
- 【NVMe SSD PCIe4.0】500GB Samsung 980 PRO
- 【NVMe SSD PCIe4.0】1TB Samsung 980 PRO
- 【NVMe SSD PCIe4.0】1TB WD BLACK SN770
- 【NVMe SSD PCIe4.0】2TB WD BLACK SN770
- 【NVMe SSD PCIe4.0】500GB WD BLACK SN850
- 【NVMe SSD PCIe4.0】1TB WD BLACK SN850
- 【NVMe SSD PCIe4.0】2TB WD BLACK SN850
M.2 (PCI-E NVMe)タイプのSSDはSATAタイプよりも3倍~5倍高速です。メインストレージの読み込み速度は、PC起動時間、ソフト起動時間やレスポンス、ゲームロード速度などに影響します。
人気メーカーは、「Crucial」「Intel」「WD(Western Digital)」「CFD」「Samsung」です。容量は500GB以上をおすすめします。
ハードディスク 1
- ストレージ無し
- 【ハードディスク】1TB S-ATA
- 【ハードディスク】2TB S-ATA
- 【ハードディスク】4TB S-ATA
- 【高耐久仕様!WD Red HDD】2TB S-ATA
- 【高耐久仕様!WD Red HDD】4TB S-ATA
- 【高耐久仕様!WD Red Plus HDD】6TB S-ATA
上記の「NVMe SSD 1」で2TB未満を選択した場合は、容量が少ないので「HDD」も搭載することをおすすめします。
HDDの容量は2TB以上をおすすめします。自分のゲームプレイ動画などを保存する方は4TB以上を搭載しておきましょう。 メーカーは故障率の低い「東芝」か「WD(Western Digital)」を選択しましょう。
PCゲーマーは、小容量SDDを1台、大容量HDDを1台搭載してる人が多いと思います。SSDにOSとゲームをインストール、HDDにユーザーデータを保存するという形です 。
光学ドライブ
- 光学ドライブ無し
- 【外付け】BUFFALO USB2.0用ポータブルDVDドライブ
- 【外付け】IODATA USB 3.2 Gen 1/USB 2.0対応 ポータブルBlu-rayドライブ
現在、フロンティアでは内蔵光学ドライブを取り扱っていないようです。外付けタイプしか選択できません。USB接続の外付けタイプならAmazonで購入した方が安いです。
購入/レンタルしたDVD/BDをPCで視聴したい場合は、外付けタイプを用意しておくといいかもしれません。PCゲームはダウンロード購入が主流のため、DVDでインストールすることはありません。
グラフィック (グラボ)
- NVIDIA GeForce RTX 3060
- NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti
- NVIDIA GeForce RTX 3070
- NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti
- NVIDIA GeForce RTX 3080 12GB
- NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti
- NVIDIA GeForce RTX 3090
モデルによって選択できるビデオカードは異なります。ゲーム用PCとして購入する方は、最低でもGeForce RTX 3060以上の選択をおすすめします。
予算に余裕のある方はRTX 3070 Ti以上を選択するといいでしょう。PCゲーマーに人気があるのがRTX 3070 Tiです。
電源ユニット
- 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様)
- 1200W ATX電源 80PLUS Platinum (日本製コンデンサ仕様)
- 【SilverStone製】850W ATX電源 80PLUS GOLD (静音ファン搭載)SST-DA850-G
- 【SilverStone製】1000W ATX電源 80PLUS PLATINUM (静音ファン搭載)SST-ST1000-PTS
- 【SilverStone製】1200W ATX電源 80PLUS PLATINUM (静音ファン搭載)SST-ST1200-PTS
一般的にメーカーは「Corsair / Seasonic / ANTEC / オウルテック」が安定とされており、人気があります。「玄人志向」も悪くはありません。電源容量はグラボに合わせて選択するといいでしょう。
GTX1650,1660系を搭載する場合、550W~650Wを選択、RTX3060系,3070系を搭載する場合、750W~850Wを選択、RTX3080系を搭載する場合、850W~1000Wを選択、RTX3090系を搭載する場合、1000W以上を選択しましょう。
あと、電源ユニットには電力変換効率の性能を示すランク「BRONZE / SILVER / GOLD / PLATINUM / TITANIUM」があります。BRONZEが一番ランクが低く、TITANIUMが一番ランクが高いです。ランクが高ければ電源ユニットが壊れにくくなりますが、価格も上がります。GOLDランクが、性能と価格のバランスが良いです。
キーボード
- 日本語キーボード【黒】 (USB接続)
- キーボードなし
フロンティアでは、無料で簡易キーボードが付属します。キーボードをなしにしても値段が下がるわけではないので、もらっておきましょう。いつか、メインキーボードが故障した時に役立つかもしれません。
本格的にPCゲームをプレイするならやっぱりゲーミングキーボードがおすすめです。ゲーミングキーボードは、反応速度・指の疲れにくさ・耐久性・キーの同時押し対応といった違いがあります。
ゲーミングキーボードの購入を検討する際は、おすすめゲーミングキーボード紹介やAmazonゲーミングキーボード人気ランキングを参考にしてみてください。
とりあえずゲーミングキーボードが欲しい方は、定番のLogicool メンブレン キーボードがおすすめです。Amazonで購入できます。
マウス
- 光学スクロールマウス 【黒】 (USB接続)
- マウスなし
フロンティアでは、無料で簡易マウスが付属します。マウスをなしにしても値段が下がるわけではないので、もらっておきましょう。いつか、メインマウスが故障した時に役立つかもしれません。
ただ、FPSゲームをするならゲーミングマウスは絶対に購入しましょう。ゲーミングマウスを使うことで、AIMの精度が大きく変わってきます。
人気ゲーミングマウスのメーカーは「Logicool」「Razer」「SteelSeries」です。おすすめゲーミングマウス紹介やAmazonゲーミングマウス人気ランキングを参考にしてみてください。
とりあえずゲーミングマウスが欲しい方は、定番のLogicool G403がおすすめです。Amazonで購入できます。
カスタマイズ:アクセサリー
オフィスソフト
- Officeソフト無し
- Microsoft Office Personal 2021【Word / Excel / Outlook】
- Microsoft Office Home and Business 2021【Word / Excel / PowerPoint / Outlook】
- Microsoft Office Professional 2021【Word / Excel / PowerPoint / Outlook / Access / Publisher】
Microsoft Officeソフトをパソコン購入時に買うと、「プリインストール版」がインストールされます。「プリインストール版」は、跡から別途購入する場合より1万円程度安くなります。 なので、オフィスを購入予定ならば、PCと同時に購入したほうがいいと思います。
液晶モニター
- 液晶モニタ無し
液晶モニターは付属しないため、自分で用意する必要があります。用意されたラインナップから選択してもいいですが、割高なのでおすすめしません。
PC液晶モニターの最適なインチ数は24型~27型です。 PCでFPSゲームをするならゲーミングモニターは重要です。ゲーミングモニター144Hz駆動のおすすめでも紹介しています。
Amazon PCモニター人気ランキングも参考にどうぞ。
ゲーム用ヘッドホン
FPSゲームをするなら音は重要です。ゲーミングヘッドセットにお金をかけることで敵の足音や銃声の位置を知ることができます。
Amazonでの人気商品は、G433BK・G933s・SteelSeries Arctis 5・HyperX Cloud Revolver S・HyperX Cloud IIとなっています。